古紙学

自社では古紙回収業務を長年やっておりお蔭様で3代目になります。
古紙回収とは単純に古紙などをトラックに積むだけの作業でありながら職人業務に近いといっても過言ではないぐらい歴史や作業方法などは見て盗めという風習が常識化していました、ですが私は知識は財産でありながら共有する物と見ています。そのため自社内では古紙工学という本を作成しています。これは自社社員のみが観覧できる本ですが一般のかたにも少しだけご観覧できるようホームページに添付いたしました。

古紙の持ち上げ

新聞紙などは平均して訳12kの重さがあり長年この仕事をやっていると腰痛になってしまうという職業病があります、ただし腰を使わずに新聞を持ち上げる事により腰痛・肉離れなどにならずに仕事ができるためこの方法をお勧めする、

1・押上法
新聞紙を持ち上げたら反対の腕を相撲のように突き出して新聞紙を持ち上げる方法

2・膝上げ法
新聞紙を持ち上げ膝の上におきます、そのままサッカーのリフティングのように新聞紙を上に持ち上げる

3・シュート法
バスケットボールのように新聞紙を上に上げる方法ですが重要なのは足でつま先でジャンプするようにあげます。この方法は多少腰を使うので注意


新聞・雑誌の積み方(ポイント型)

1・新聞紙を積む時は基本縦列に並べて積んでいきます
理由は縦に積むことでトラックのアオリを開けたときに流れのように落ちてこないからです

2・縦に積む時新聞紙の向きにも注意してください。
トラックは前後に負荷がかかります特別後ろにたいして弱いため新聞紙の下側面が後ろ側になるように並べていきます。そうする事で荷崩れ流れがおきません。

3・新聞紙の積む順番はサイドから作りそのあと真ん中に向かって新聞を積んでいきます
理由はサイドを固める事であおり板が落ちなくなります、また真ん中に柔らかい新聞などをいれることで新聞紙が真ん中に向かって傾くためバランスよく積めます

4・新聞紙2段目の基準
基本1段目が満杯になってから2段目を作りますいきなり2段3段と作るとナダレがおき崩れる可能性があります。

5・アオリの高さを超えた場合
アオリの高さを超えると車両のバランスが重要になってきます、徐々に幅を狭くしていき台形の形になるように作ってください。


地理学

制限速度を守り素早く現場に向かうためには信号を理解する事が重要です、信号は場所によっては長い信号やたやら信号がおおい場所があります。そのような場所を避けるだけで法定速度を守りながら最短最速で作業をすることができます。
目的地A地点からB地点に移動する時重視すべきポイントは距離と時間です、特別時間についてしっかりと計算をしたルート選びをしてください。
駅周辺は信号が多く移動に時間がかかる場合があり現場に向かう際にはいったん自社においてあるマップをみてからしらべてください。

 


混載積み

集団資源回収では混載積みをすることが多いです、その場合一番おくにダンボールにして右側に雑誌・左側に新聞・ダンボールの上には布を置くようにしてください。
理由はダンボールは幅などサイズ感がだいたいおなじのため計算しやすく量も多いので最終的にはアオリをひらいて押してダンボールを落とすためです、新聞紙を左側に置く理由は新聞紙は重いため車の過重バランスをとるために左側においたほうが無難です。布を上に置く理由はダンボールが軽いため布をおもりのように使う事で走行時荷物が落ちる心配がありません。


ダンボールの積み方

基本的にダンボールのみの場合パッカー車を仕様しますが少量の場合はトラックを仕様します、パッカー車は思っている以上に燃費が悪いです。さて、ダンボールの積み方ですが基本的に横に寝かせるように積んでいってください。縦に積むとアオリを開けたときにナダレのように落ちてきて事故の原因になります。また、縦に積むと隙間がおおくできてしまい効率が悪いです。

 

その他項目は社員のみ
・事故の症例とコンプライアンス
回収作業中運転中の事故の症例と解決をまとめた記事です
・作業現場でおおい事故と対策
作業現場での事故と対策をまとめた記事です
・ぎっくり背中?ぎっくり腰もしなってしまったら
ぎっくり背中やぎっくり腰はまず整体の知識が必要のため整体知識を取り入れた運動が書いてあります
・ロープの結び方と応用
荷崩れしないロープの縛り方をまとめた記事です
・重機を活用した回収方法
自社では重機を仕様して回収をすることがありますそのための操作方法と応用がかいてあります
・1人で3か所の集団資源回収を実行する方法
1人で3か所の回収をしなくてはいけない時のためのマニュアルです
・自動車工学とメンテナンス
自動車整備の方法と特徴がかいてあります
・ダンボール箱を利用した雑誌の積み方
ダンボール箱に荷物がいっぱいでも軽く持ち上げる方法があります
・回収でやくにたつガジェット
主にアップルウォッチなどのデバイスから最新のたすきがけなどがしょうかいされています
・車両の特徴とメリットデメリット
パッカー車とトラックの使い分け基準などがわかります
・クラウドITを活用した回収実行表
共有データファイルの活用を指導する記事です
・紙の火災予防と特性
紙は燃えやすいので対策と対応を勉強します、主に化学消化液と消火器の勉強や布をつかった消化などがあります
・他社様の歴史と特徴
近辺同業者の歴史を勉強します
・集団資源回収で重視すべきポイントと対応
いかに的確にはやく終わらせるかの勉強です
・お客様との接客マナー
接客業である条最低限のマナーを勉強します